腫瘍マーカーを、がん発見のためのスクリーニング(ふるい分け)検査として用います。
対象となる癌 | 腫瘍マーカーの種類 | 費用 |
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①胃・大腸癌検査 | CEA、CA19-9、抗p53抗体 | 5000円 |
②肝・胆・膵癌検査 | CEA、CA19-9、AFP | 5000円 |
上記①②同時検査の場合 | CEA、CA19-9、抗p53抗体、AFP | 6500円 |
③前立腺癌検査 | PSA | 1500円 |
※別途、消費税が掛かります。
(1) 腫瘍マーカーが上昇しているからといって必ずがんがあるわけではなく、反対に正常域だからといって完全にがんが否定できるわけでもありません。がんがあっても検出されないこともあり、またがん以外の疾患でも増加することがあるためです。
(2) 確定診断は、他の血液検査や、超音波検査やX線、CTなどの画像診断、内視鏡検査などを総合して下されます。
(3) このスクリーニング検査費用は保険対象外です。
腫瘍マーカーとは悪性腫瘍(がん)の指標となる特殊な物質のことで、腫瘍ができると、健康なときにはほとんど見られない特殊な物質が、その腫瘍により大量につくられ、血液中に出現します。この物質を「腫瘍マーカー」といいます。
腫瘍マーカーは、がんの発生臓器と強い関連性を持つ特徴があるため、血液中にこの物質が基準以上に出たときは、がんがある可能性が推測されます。