埼玉県川越市の医療法人財団献心会 川越胃腸病院は消化器科専門病院として「高水準の専門医療技術」と「患者様の立場に立った心温かい医療サービス」を以って医療活動を遂行し、「人間尊重の医療を行う病院」を目指しています。胃,胃がん,食道,十二指腸,胆嚢,胆石,膵臓,小腸,大腸,大腸ポリープ,鼠径ヘルニア,検査,内視鏡,腹部超音波,CT,CTC,川越

みなさまご一緒に医療知識を学びましょう!≪継続看護とは?≫

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みなさまご一緒に医療知識を学びましょう!≪継続看護とは?≫

継続看護には、「患者様が住み慣れた地域で生活の質を保ち、安心して暮らせるように、入院から退院後の生活や外来通院そして地域を見据えた継続的な療養支援をして行く」という意味があります。
近年、高齢化に伴う疾病構造の変化や医療技術の進歩など、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。そのような変化の中で、在宅で過ごす患者様やそのご家族のニーズは多様化しています。
当院では、病棟・外来・地域連携室のスタッフが連携し、患者様が安心して在宅で療養生活を送って頂けるよう、次のような取り組みをしています。
まず第一は情報の収集です。初診時の問診表に日常生活の様子やご家族の状況など記入して頂く欄があります。これは患者様の生活に沿った看護を提供するために必要な情報収集です。又、入院時には趣味・嗜好までお聞きしています。これも、その方らしい療養生活を送って頂く為の情報収集の一環で行っていることです。
第二に一貫した看護ケアの提供を目指して当院外来ではプライマリ・ナーシングを行っています。
プライマリ・ナーシングとは、一人の患者様に対して担当看護師が責任をもって看護過程を展開していくことです。専任の看護師による、患者様との信頼関係を基盤にした個々の患者様のニーズに沿ったきめ細かな看護ケアの提供を目指します。
プライマリ・ナーシングを行う対象患者様は、在宅療養を希望された患者様、化学療法の治療中の患者様、緩和療法中の患者様など、多岐にわたります。在宅療養中の患者様に対しては、訪問看護ステーションや往診医・ケアマネージャーと連携を図るとともに、自宅での療養生活がスムーズに行えるよう当院と連携医療機関が合同で開催する担当者会議を開催して、サポート体制を整えます。
また化学療法治療の患者様に対しては、副作用の対処方法や治療スケジュールの調整などを、外来の担当看護師がサポートいたします。
第三に、近年増加傾向にある、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の患者様に対しても、継続看護が提供できるように目標と課題をもって取り組んでおります。ライフスタイルにも大きく影響を及ぼす疾患ですので、患者様がご自身の病状や治療について理解し、病気とうまく付き合っていけるようにサポートして行きたいと考えています。
継続看護には、医師・薬剤師・栄養士・病棟や外来看護師などの医療スタッフ間の連携が不可欠です。患者様がご自宅で安心して療養生活を送れるように合同カンファレンスを行い、情報を共有することで患者様が抱える不安や苦痛に迅速かつ細やかに対応できるように努めています。
私たち外来看護部スタッフ一同、これからも患者様・ご家族様に満足していただけるように信頼関係を大切に、心をこめて看護ケアを提供させて頂きたいと思っております。
どんな小さなことでも結構です。私たち外来スタッフにご相談ください。

看護部主任(外来)鈴木文子
外来スタッフ一同

[当院広報誌あすなろ通信17号(2015.2)より転載]